実験1

【前提知識】

ゲームの根幹となるシステムの出来は、ゲーム体験に大きな影響を与えます

ゲームの根幹となる要素に3Cという定義があります
・Character : キャラクターの見た目やアニメーション
・Camera : カメラの動き、追従の仕方や視界の広さなど
・Control : プレイヤーにキャラクターをどう操作させるか、操作性
例えば、スーパーマリオであればマリオの足の速さやジャンプ力、カメラの追従の仕方などが根幹にかかわる要素です。

ゲーム開発では、開発の初期段階の内にこの3Cを完璧と感じるまで作りこむべきと言われています。
この工程を適当に行うと、プレイヤーがストレスを感じたり開発工程の増大といった問題が生まれるからです。

【JumpLabについて】

JumpLabはゲーム開発のパラメータチューニングに焦点を当てた教材/ソフトウェアです
開発初期段階の内に3Cにまつわるパラメータを調整する重要性を学ぶことが目的です
当サイトのJumpLab3Dでは特に3Dプラットフォームゲームのカメラパラメータに注目しています。

【練習】

– 操作方法

左スティック : 移動
右スティック : カメラ操作
A : ジャンプ
B : ダッシュ
GUI : マウス

– 画面構成


以下のパラメータの値を変えて、JumpLabの操作に慣れてみましょう

RotationSpeed -カメラの感度 : カメラ操作でカメラが旋回するスピード
InvertX -カメラ操作横 : →に倒したとき右に回るか左に回るか
InvertY -カメラ操作縦 : ↑に倒したとき上に移動するか下に移動するか

【ここからの流れ】

ここからはお題に沿って、パラメータ調整や議論を行います。
実験であることは意識せず、カメラ設計のノウハウを習得することを目指してください。

  1. 調整フェーズ
    パラメータ調整を行いゲーム体験を改善させてください。
  2. 議論フェーズ
    互いにパラメータを共有しテストプレイを行います。
    パラメータ調整の意図や調整結果を差を比較して、よりゲームを面白くするためにはどのように調整するべきか議論しましょう