カメラシステムの重要性
ゲームにおいてカメラシステムは、プレイヤーの体験に大きな影響を与える非常に重要な要素です。
たったひとつのパラメータ設定の違いが、操作感や難易度、没入感に大きな変化をもたらすことがあります。
理想的なプレイ感を実現するには、テストプレイとパラメータ調整を何度も繰り返しながら、最適なバランスを見つけていくことが大切です。
DefaultDistance : プレイヤーとカメラの距離
【操作方法】
DefaultDistanceの値を変更するには、ゲーム画面右上の歯車アイコンをクリックしてエディターを開いてください。
DefaultDistance は、カメラがプレイヤーからどれだけ離れて配置されるかを決定するパラメータです。
値が大きくなるほど、カメラはプレイヤーから遠ざかり、より広い範囲を映すようになります。
画面の情報量とゲーム体験の関係
それでは実際に、以下の2つの設定でプレイし、体験の違いを確認してみましょう。
DefaultDistance = 10
DefaultDistance = 5
おそらく、DefaultDistance = 5
の方が難易度が高く感じられたのではないでしょうか。
その理由の一つは、「プレイヤーが画面から得られる情報量の差」にあります。

1. DefaultDistance = 5(カメラが近い場合)
カメラとプレイヤーの距離が近いため、視界が狭くなり、周囲の情報を得るのが難しくなります。
たとえば迫ってくる壁などは、画面外に出てしまい、タイミングを見て行動するのが難しくなります。

2. DefaultDistance = 10(カメラが遠い場合)
カメラがプレイヤーから十分に離れているため、周囲の状況を広く見渡すことができます。
たとえば迫ってくる壁の動きを事前に確認し、次の行動を計画する余裕が生まれます。
自由に調節してみましょう
DefaultDistanceの値には「正解」はありません。
いろいろな設定を試してみて、自分が「ちょうどいい」と感じるバランスを見つけてください。
テストプレイのヒント
Tips 1:パラメータを調整したら、すぐにテストプレイして挙動を確認しましょう。
Tips 2:以下の点にも注目してプレイしてみてください。
・障害物を避けやすいか
・ステージ上のアイテムを見つけやすいか